2010年3月27日土曜日

世の中はテツとヒテツでできている…らしい

数日前に仕事でお世話になっている鉄道関係者の飲み会に参加しました。

この会はいわゆる鉄道ファン(鉄、鉄ちゃん)とお仕事で鉄道に関わっている人(ビジ鉄←虫六命名)が入り交じった会合でしたが、急な仕事が入って1時間遅刻していったせいで、虫六が加わってものの30分でお開き o(;△;)o 
腹減った〜。

「ビジ鉄」の方々は、より付加価値が高く(ただし男性にのみ)、高価格な二次会会場に消えて行き、腹が減ったままの虫六は「鉄」の方々の居酒屋二次会に参加。
そこで、鉄世界の概念として「非鉄(ヒテツ)」というカテゴリ分けがあることを聞いちゃいましたΣ( ̄ロ ̄lll)

「非鉄」=すなわち「鉄」に非ず、ということで、かなり差別的に使用されていました(笑)もっとも、世の中のほとんどの人は「ヒテツ」なわけですけどね…と言ってましたが。

で、「虫六さんは鉄道のこと詳しくなってきたけど、ヒテツだもんね」と!
(ははは、正しく認識していただいて、ありがとう!)
ちなみにそこにいたのは男女5人で、私以外はみなさん鉄でした。情勢悪し!

そこで、虫六なりに鉄的視野から見た世の中の構成というのを整理してみました。

1)世の中は「鉄」と「非鉄」に分けられる。
 このとき「鉄」と定義されるのは、漠然と「鉄道が好き」とか「旅行好き」ではなく、「鉄道が好き」で、かつそのことを表明していること。世には「隠れ鉄」という存在もあるのですが、それは世間的に「鉄」が差別されていることに由縁しているみたいですが、とりあえず「非鉄」としておきます・

2)「鉄」の中は、細分化、重層化している。
一口に「鉄」といっても、好みはいろいろ。基本は「車両マニア」らしいのですが、それに加えて「撮り鉄」「模型鉄」「乗り鉄」が勢力的には多数派のようです。「音鉄(録音マニア)」「スジ鉄(ダイヤマニア)」や、コレクションを主にする「切符鉄」「駅弁鉄」「部品鉄」等、また「歴史研究」を主としている派もあり、かなり細分化していて、かつ、それらが重層化しています。「車両&撮り鉄&歴史」というように。

3)鉄道において、プロ勢力(ビジ鉄)とアマチュア勢力(鉄ちゃん)があり、中には鉄ちゃんで仕事に就いているという人もいますが、必ずしも鉄道関係で働いている人が「鉄」ということはないようです。(鉄道関係に就職するためには、むしろ「鉄」であることは隠さなければならないという話も聞こえます…)。
でビジ鉄には、行政やJRの旅客関係者や旅行会社などのサービス系と、車両やインフラ開発などの技術系ではまた違う感じのようです。

…という感じで、まだまだ理解はすすんでいませんが、とりあえず「鉄世界」レポート第一弾とうことで。

しかし、いろんな趣味はありますけど、例えば歌舞伎好きの人が歌舞伎に興味のない人を逆差別したり、音楽好きの人が音楽に興味のない人を逆差別したりということはあんまり聞かないような気がしますが…、「非鉄」という概念にそれだけ「鉄おたく」という人々の屈折を感じたりもした次第です。

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