2010年12月19日日曜日

「摂州合邦辻」補記

先日来、菊之助丈が玉手御前を務めた「摂州合邦辻」のことなど話題にしておりましたが、ひとつ気になっていることを書いておこうと思います。

菊之助丈が12月7日に出演した「徹子の部屋」を録画して、日生劇場のお芝居を観た後で視聴したのですが、やはり「摂州」の件が話題になってました。(プロモーション出演でしょうけどね)

で、その中で、今回の玉手役を玉三郎丈にお稽古つけていただいた…と話しておられたのですが、虫六が調べた範囲では、玉三郎丈が舞台で「摂州合邦辻」に出演したという記録は見当たらないのです。
…ということは、歌舞伎役者というのは、実際にその役をやった経験がなかったり、その舞台に脇ででたという経験がなくても、役の型を身体に入れているということなのでしょうか?
そして、別の役者に伝えていったりするものなんだ…ということに、ただ、恐れ入ったのでした。っていうか、玉三郎丈に玉手を伝えたのはいったい誰?(音羽屋さんじゃないとすると、も、もしかしてN駒屋???)

それにしても、玉三郎丈の「玉手御前」観たい!!!!!



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