2011年5月23日月曜日

イージー・タクさんがS市でライブ

猿舞座の村崎さんの仲間で、金沢市のフォークシンガー、イージー・タクさんがS市の老舗居酒屋「ラブミー牧場」でライブをするというお知らせをいただいたので、会いにいきました。

タクさんは石巻出身で、この震災でお母さんを津波で亡くし、実家も1階部分がまるまる津波に浸かったそうです。お兄さんもケガをしてリハビリ中とのことで杖をついていました。
タクさんと弟のRさんが4日前から石巻入りして、家の片付けをしていたとのこと。あまりに町が変わって、なんにもなくなって、笑うしかなかった…と言っていました。

ライブは8時からとのことだったのですが、トリのタクさんの前に、いろんな出演者がいらっしゃって、タクさんが歌い始めた時には10時回っていました、ね。
S市にくるといつも歌ってくれる「ブラザー軒」、やっぱりタクさんのがいいよ。あの、北上川の歌も良かったよ(←曲名知らず…)

震災以来はじめて夜の留守番をさせられていた虫六子から「いつ帰る?」と不安げなメールが入るようになったので、慌ただしく帰宅。

タクさん、また歌ってください。


2 件のコメント:

  1. 「笑うしかなかった」につい共感してしまいました。
    私も瓦礫を乗り越えてたどり着いた時は、不謹慎だと思いながらも笑うしかなかったので。…なんで笑ったのかはよくわからないんですけど。
    「あははー」と一度笑えたからこそ、前向きにいろいろ出来たような気もします。
    (体力もご飯もあったからですが…^^;)

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  2. >わださん
    大阪どうだった?(←って、コメントと関係ありませんから…)
    人間は恐怖や哀しみの感情を突き抜けてしまうと、笑ってしまうらしいよ。
    でも、わださんの感情と行動の回路は一般の人と微妙に同じじゃない気もするが、そこがわださんの面白いところというか、個性だと思っていたりします。
    何事も、前向きになることが今は大事ですもんね。
    ご飯も大事です!!

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