2011年7月6日水曜日

シネマ歌舞伎「女殺油地獄」

シネマ歌舞伎の最新作は、なんと仁左衛門丈の「女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)」です。

歌舞伎座さよなら公演で仁左衛門丈が一世一代で演じた名演です。ちょうど2年前ですかね。
あの時は虫六も真っ黒になり、万象繰り合わせて日帰りで見に行かせていただきましたが…、本当に素晴らしかった((w´ω`w))
その舞台がシネマ歌舞伎になるというので、いつ来るのかと目を皿にしてチェックしていましたが、S市はいつもやっていた映画館が震災の影響でしばらく休館となっていて、「これは山形に行くしかないか…」と覚悟をしていたところ、なんと、先々週から映画館が復活して、全国公開日(6/25)にあわせて、S市でも上映してくれることになった模様です。

つ、わけで、さっそく…。
あの、このお芝居はホントお勧めです。もう本当の舞台は見れませんので、せめて映画で見てください。これを見ない人生はもったいない!今世、最高の与兵衛が拝めます。江戸時代の「ボヘミアン・ラプソディー」です。(近松は凄い!現代においても古くない!)

贅沢をいうと孝夫時代の初演(1964年)の与兵衛も生で見たかったですが、とうてい無理でしたね、物理的に。どこかに8mmフィルムでも残ってないものでしょうか…。

んんっ、なんだあのポスターにペタと貼り付いている四角い影は…。


なんと、仁左衛門丈からの被災地へ向けたメッセージでしたΣ( ̄ロ ̄lll)
ニザさまぁあ(←思わずこの名称を使用…)。
ありがとうございます。私もお言葉にそえるよう、真実を見逃さないように、自分を信じて頑張ります!…と心のメモ帳に刻みました。
 (…心に寄り添うとはこういうことだぜ、M何とかドラゴン元復興大臣さんよぉ)

そして、孝太郎丈、千之介丈親子からもメッセージが…。
松島屋さん、有り難いなぁ。
いろいろチャリティーなどもやってくださっているんですよね。

この色紙を見ない人たちの分までお気持ちを受け取りますです。

シネマ歌舞伎「女殺油地獄」は、MOVIX仙台では、一応14日までは上映するみたいです。うっかりすると見逃すので、ぜひ確実に見に行ってくださいませ!


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