2012年5月21日月曜日

奥能登めぐり(3)_のと鉄道の廃線跡に沿って能登町まで

皆月を出て、いったん穴水まで戻り、今日の宿泊先の能登市波並地区まで走ります。

内浦に沿って249号線を走っていると、突然、鉄道の陸橋のようなものが目に飛び込んできました。
「あ、のと鉄道の廃線跡だ!」
…というわけで、しばし車を止めてもらって鉄道跡を撮影。

陸橋の脇から藪をよじ登って線路の跡まで来てみました。
すでに線路は全部取り払われておりましたが、ず〜っと線路があったであろう道が残っていました。

駅のホームがあったところまで歩いてみました。
雑草が伸びてはいるものの、ホームがそっくり残っています。
ここはどこだ?と思ったら、「矢波駅」の跡でした。

ずっと向こうから電車がやってきたんですかね(遠い目)

すごく良い眺め、オーシャンビューってやつですね。
こんな風光明媚な路線で各駅停車の列車にでもゆっくり揺られたら、きっと贅沢な気分になれたでしょうね。能登観光の目玉になったでしょうに、廃線なんて勿体ないこと。

今日のお宿、「民宿・ふらっと」
オーストラリア人のご主人がつくる能登の食材にこだわったイタリア料理が美味しかった。つか、そうとう満足度が高かったです。もう1回来たい宿!

ふらっとの窓からイカ釣り漁船が見えました。
あぁ、仕事が待っているあの町に帰りたくないよ〜。

3 件のコメント:

  1. 金沢~能登紀行、楽しく読ませてもらいました。猿舞座でもゆくところなので、風景が浮かんできます。七尾のでか小屋には出演の話もあったのですが、立ち消えとなってしまい、いまでも残念な思いが残ってます。珠洲の海岸道沿いに美味しい珈琲屋さんがありますが、行きましたか。踊りも歌も、その他の文化財も、能登にはたくさんあって(地元の人はあまり自覚がないようですが)、明治以前、海洋交通中心だった時代には、能登こそが北陸文化の中心だったんだろうと、実感しております。

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    1. >zatugeiさん

      どうもです。恐ろしいことに、このリポート終わってないのです。これでもか〜と続きがあります。でも、珈琲屋さんはスルーしてしまいました。今度場所とお店の名前を教えてください。
      それにしてもほんと奥能登濃すぎですね…。いままでよく知らないで過ごしてきたもんだと思いました。猿舞座もK月さんも深く入られて、話は聞いていたんでしたよ。
      そして何か面白いな…と聞き耳を立てると、そこには「北前船」というキーワードが出てきますね。奥能登のかどかどでこんな土地だと猿まわしが似合うだろうなぁとイメージできました。帰ってきて、用事があって村崎さんに電話をしたら、「いま能登におるんよ」と言われてビックリ。すれ違っていたようです。
      なんだか狭いような広いような…。
      そんなわけで、まだ続きありますが、今日は一回休みってことでおやすみなさい。

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