2012年7月15日日曜日

宮一高歌合戦2012をみて、建設的な意見を述べておきます

虫六子の通う高校で、毎年恒例の「歌合戦」がありました。(歌合戦がどんなイベントか?については去年の日記に書いたので今年は省略)
2回目の挑戦ってことで、2年生の虫六子等も気合いが入っておりました。ま、結果は残念だったんですが…。でも、勝ち負けに関係なく、MAXがんばっているのが感じられて、若さが眩しい、青春ど真ん中な学校行事なんでありました。


なので今さらなんですが、もし来年このブログに行き当たって、何か自分らのクラスの出し物の参考にでもしようという殊勝な生徒がいるかも知れないので、余計なお世話ながら、今日虫六が気がついたことをメモしておきましょう。
(本当は虫六子に教えてやりたいところですが、親の意見だと思うとどうもね〜)

(1)ダンスもいいが、まずは歌を!__ダンスの振りを覚えるのに夢中になって、歌(発声)をおろそかにしていると舞台効果は地に落ちる。今回の8割方のクラスが、歌詞がほとんど聞き取れず、何を表現したいのか伝わりにくかった。また、ダンス曲は派手で音量が大きく、生徒らの声がかき消された。動きながら歌うって難しいよね。

(2)なるべくみんなが知っている曲を使え!_よく知られているメロディーがでてくるだけで、会場の雰囲気が明るくなる。それに替え歌が上手くはまればさらに好印象。

(3)場面転換の暗転は5秒が限界。_場転でいちいち舞台が暗くなってぶつ切れにされると会場が白けるので注意。

(4)背景の絵は、大事な要素を上方2/3に描け!_そもそも背景の下半分は出演の生徒達で隠れて見えない。遠くからみている観客はもっと見えない。絵は繊細な表現をしても効果なし。書き割りはメリハリをつけて描くのが基本。

(5)コンセプトは単純明快に!_やはりしっかりしたコンセプトで作品全体(テーマ・音楽・衣装・美術)をまとめる演出ができているクラスが印象に残るんですよ。

つわけで、来年も楽しみにしておりますです〜。

[追伸]
ところで今年の優勝クラスは3年6組の『連獅子ー自力本願ー』!
(お、和物行きますか〜?)と期待しましたが、なになに「花形役者となれず死んだ役者達の無念は巨大からくり獅子に宿る。強すぎるその想いが、今、一つの伝説を生む」……って。
……。
なんかちがうなー。毛振りらしいものもなかったし。知らないって怖いものなしだなぁ。それが若さなんだろうなぁ。

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