2015年8月31日月曜日

水上バスと周回バス「めぐりん」で浅草ぶらり

東京二日目。今回、虫六子は大学のお仲間と越後地方へアート労働の合宿に行っちゃいました(3年に1回のやつではないそう)ので、久しぶりにお友だちの銀子さんのところに寄せてもらい、二人でのんびり散歩しつつの休日を過ごしました。


やってきたのは浅草。
それ自体がモニュメントという某ビール会社さんの有名なビルと東京スカイツリーが見いる。桟橋の反対側で何か楽しそうなライブイベントをやっていました。ポール・マッカートニーのカバーとか歌ってんの聞こえてきたよ。

で、今日のお目当ては水上バスです。
最近、人気のようでいろいろなコースがあるみたいなのですが、目的の日に運航便がなかったり予約が必要だったりで、ぶらり感がないので、東京観光汽船の浅草発の定期便に乗ろうということになりました。浅草〜日の出桟橋間を往復しちゃいます!たっぷり80分。片道780円なので、往復で1560円です。

○んこビル(あ、言っちゃった!) を横目に、いざ出発。

駒形橋

蔵前橋

両国橋の手前の鉄道高架橋

新大橋
隅田川ラインは、浅草〜日の出桟橋の間にかかる12の大橋をくぐって川の両脇にひろがる東京の風景を眺めながら舟に揺られます。それにしても橋って同じ色・形のものが1つもないのね。どうしてこんなにデザイン違うの??と不思議に思うくらいまちまち…。建設された時代時代で流行った(?)工法とか、予算とか、地理条件とか要因はいろいろあるのかも知れませんが、本当に統一感がない。面白いので土木建築を勉強する学生さんは、まず隅田川下りをしてみることをお薦めします。
船中のガイドさんの説明もなかなか勉強になります。

浅草発の便は、アジア系観光客の団体なども乗り込んで、満席。日の出桟橋から乗り継いで、お台場に向かう人なんかもけっこういるみたいです。我らが乗った船は、浜離宮にはとまらない直行便でした。

観光船とも何台か行き違うなか、東京都消防局のボートもやってきました。川の上でお仕事している人ってけっこういるんですね。

浅草あたりはまだ下町感があったのですが、下流の方に向かっていくとどんどん高層ビルが乱立してきます。

ほとんどの橋が鉄筋構造でしたが、勝ちどき橋は時代がかかっておりました。

川から眺める築地市場。東京都中央卸売市場は来年度には豊洲に建設される新しい施設に移転する予定だそうです。見納めとなる築地市場…(でも、場外市場は築地に残るらしいですね)

あちらが、市場が移転する予定の豊洲地区。

…とかガイドさんの案内に任せて愉しんでいたら日の出桟橋に到着。40分、あっと言う間でした。ほとんどのお客さんが下船してしまい、往復組は数人ばかり。日の出桟橋から乗り込むお客さんも少ないので、帰りは最前列に移動してゆったり。

へへへ。誘惑に負けて船内で売っていたビールをいただきました。浅草の地ビールです。
2種類あったけど「吾妻橋ペールエール」をチョイス。意外にスッキリ系の黒ビールで吞みやすく、空きっ腹に吞んだので、舟に酔っているのか酒に酔っているのか分からなくなりました ;;´Д`)ゝ 川風も心地良い。

帰りは乗客が少なかったせいかガイドさんは乗船しておらず、案内は放送でしたが、一度きいたので平気です。先ほどとは反対の川岸をのんびり眺めつつ、帰り足を愉しみました。

浅草にもどり、浅草神社にいったら、なんと猿まわしに会いました。

お猿は3才のゆうくん、逆立ちが得意技のようです。がんばれー。
残念ながらお姉さんの名前は分からなかった…。
まだ小さいお猿でしたがお客さんとの距離が近いのでドキドキしました。赤い絨毯が彼にとっての安全領域なんでしょうか。
いずれにしても、本当にふえているんだなぁー、猿まわし。

さらにぶらぶら。
今話題の飴細工やさん「アメシン」さんにも立ち寄ってみましたが、細工師の実演は「アメシン・ソラマチ」の方だけのようで、拝見できず残念でした。
せっかくなので、飴かき氷をいただきました。
(わかったこと:飴は氷にのせると固まる)

さらにお向かいにある今戸神社に…。

縁結び祈願の絵馬に取り囲まれた銀杏のご神木。

ちょっと雨が降って来たので、歩くのをやめて「めぐりん」に乗り込んでみました。
「めぐりん」は、台東区内を循環するバスで、「北めぐりん」「南めぐりん」「東西めぐりん」の3系統が走り、年中無休で、各路線15分おきに運行しています。降りない限り100円。今戸神社のところからは「北めぐりん」がまわってきました。自分の足ではけっして行かない路地っぽい道にも入っていくので、ちょっとした観光気分。

ぐるーっと北浅草地区を1周して二天門まできて下車。浅草寺に戻ったらすでに日が暮れて、お寺はライトアップされていました。だんだん日が短くなってきましたね。

酒も料理も旨かった—!写真は、肉厚な「どんこ椎茸焼き」。

夏休みの締めに相応しいのんびり楽しい1日でした。

*今度は日本橋から神田川下りをしようと画策中の我らでしたー。


2015年8月30日日曜日

芸の真髄シリーズ第9回「女舞雪月花」で、「於鍋道成寺」に感服

東北で地方暮らしの虫六はお三味線をたしなんではおりますが、地元におりますと一流どころの演奏家の生演奏を聴くチャンスというものがほとんどありません。歌舞伎の地方公演に地方さんが付いていらっしゃればしめたもの!演目によっては長唄じゃなくて、清元とか竹本とかいろいろですし、国宝級の方がいらっしゃるというのも、ほぼ可能性がありません。そんなわけで、足を伸ばして東京まで聴きに行かないと触れるチャンスはないということになり、かつ、仕事の休みを使って…となると自然、上演期間に幅のある歌舞伎公演が中心ということになります。

で、いちど聴きに行ってみたいものだと思っていた演奏会に国立劇場の「芸の真髄シリーズ」がありました。今年は8月22日(土)との情報をキャッチして、(ん、これは夏休みの残りを使えば行けるんでね?)と一念発起、チケ取りに参戦してみたところ、なんと最前列の席がゲットできました。しかも地方さんポジションの真ん前。やったー!


芸の真髄シリーズ第9回「女舞雪月花」
平成27年8月22日
国立劇場大劇場

 "月"
一、長唄「島の千歳」  藤間 勢三

  唄:芳 村 伊四絽
  三味線:今 藤 珠 美
  小 鼓:望 月 晴 美
 
 "雪"
二、長唄「鷺 娘」   吾妻 徳穂

  唄:杵 屋 直 吉
  三味線:稀音家 祐 介
  囃 子:藤 舎 呂 船
  笛: 藤 舎 名 生
 
 "花" (道成寺三趣)
三、「豊後道成寺」  藤間 洋子

  浄瑠璃:清 元 美寿太夫
  三味線:清 元 榮三(人間国宝)
  筝:米 川 敏子

四、長唄「於鍋道成寺」尾上 菊見

  唄:今 藤 美 知
  三味線:今 藤 政太郎(人間国宝)
  囃 子:藤 舎 呂 船
  笛:藤 舎 名 生

五、長唄「傾城道成寺」花柳 寿美
         
  唄:杵 屋 東 成
  三味線:杵 屋 勝 禄
  囃 子:堅 田 喜三久(人間国宝)
  笛:中 川 善 雄

現在、日本で最高峰の女流舞踊家が一堂に介し、その芸を披露するという贅沢な番組。しかし、いちばん前で踊りの方は尻目がちに演奏家の手元ばかりを見ていた虫六はちょっと不遜な客だったかな。っていうか、もったいないですよね。
しかし、小鼓一調だけの「島の千歳」も珍しくカッコ良かったし、直吉・祐介の「鷺娘」も聴き応えありました。「鷺娘」の曲弾きで思わず拍手しそうになったのですが、舞踊の場合はこれやっちゃいけないのでしょうか、ぱらっとも来ないので、うっと思いまして手を動かさずに心で拍手…歌舞伎座だったらわーっと盛り上がったでしょうけど、ずいぶん雰囲気違うんですねー。そして、道明寺もの三趣では人間国宝三連打!珍しい清元バージョンの「豊後道明寺」東成・勝禄兄弟の「傾城道明寺」もたっぷり聞けました。

しかし、今回、こんな不遜な虫六の視線を舞台に釘付けにした踊りは、尾上菊見師匠の「於鍋道成寺」であります!

ちなみに「道明寺もの」というのは、安珍清姫伝説(恋慕う僧の安珍を追いかけて執念のあまり大蛇に化身した清姫が、安珍の隠れる道成寺の鐘に巻きついて焼き殺した)を題材にした歌舞伎舞踊で、元禄年間から上演されているそうです。集大成と言われ有名なのが『京鹿子娘道成寺』でこれは宝暦3年(1753年)中村座で初代中村富十郎が初演し人気演目となりました。いまも女形がここ一番でかける演目です。
後年、この「道明寺」をベースにして、目新しさや役者の芸風を生かしてさまざまな趣向を盛りこんだヴァリエーションが作られていくようになり、『奴道成寺』(立役が踊る)、『男女道成寺』(女方と立役二人で踊る)、『二人道成寺』(人気、実力の拮抗した女形が二人で踊る)などの、いまも人気の演目が生まれたそうです。(*参考・HP歌舞伎美人

そんな「道明寺もの」のちょっと珍しい3題をセレクトした乙な番組で、なかでも「於鍋道成寺」は珍しいと目を丸くしました。
 なんていうか、「道明寺」のパロディなんですよ。この最高峰の舞踊家が揃う舞台で!

 〽蕪のほかには小松菜ばかり 〵〳  暮れそめて鍋や煮立つらん
 〽鍋に恨みは数々ござる 初夜の鍋を煮るときは 諸行ひもじいと響くなり
  後夜の鍋を煮るときは 絶命絶食と響くなり

とか…。
白拍子の花子ではなく、佐渡から上京してきた奉公娘が台所仕事しながら、ちょっと仕事をさぼってみたり、故郷を思い出してみたりしながら、チャーミングに踊るのです。
本当にかわいい。そして随所に、あぁ、これ娘道成寺だ…と見覚えのある身体の動きや節回しが妙に利いているし、洒落も利いているしで、楽しいのなんの。で、最後は道明寺の大鐘じゃなくて、大鍋が落ちるという…。
ろくに踊りのことは知りませんが…これが日本文化の本領だ!と思いました。

この作品は、なんでもあの郡司正勝先生が、尾上菊見師匠のために作詞なされたという作品とのこと。芸歴60年という菊見師匠が大事にされ再演を重ねてきた作品で、今回「一世一代」の踊りおさめのおつもりだったそうです。もったいない。

菊見師匠以外では、十八代目・中村勘三郎丈が演じているそうです。中村屋の「於鍋道成寺」…それは面白かったに違いない!!(見たかったようぅ)
こうなると、やっぱり勘九郎か七之助が、芸を引き継いで、平成中村座(あるいは錦秋歌舞伎あたり)で踊ってくれないかなーと、妄想が膨らんじゃいますね。
この組み合わせは絶対に絶対に(2回言うけど)面白い(!!)と思います。

ちなみに会場の後方にはNHKの大型カメラが数台構えておりましたので、そのうちテレビで放送があると思います。興味を持たれた方は、どうぞご覧ください。


*おまけ
せっかく東京まできましたので、朝早くに出て来まして、歌舞伎座の幕見に並んで…
八月納涼歌舞伎の第Ⅰ部も見ちゃいました。

【第Ⅰ部】
一、おちくぼ物語(おちくぼものがたり)

 おちくぼの君  七之助
 左近少将    隼 人
 帯刀    巳之助
 阿漕    新 悟


十世坂東三津五郎に捧ぐ
二、棒しばり(ぼうしばり)

 次郎冠者    勘九郎
 太郎冠者    巳之助
 曽根松兵衛 彌十郎

いやー、やっぱり歌舞伎舞踊は面白いですー。
勘九郎と巳之助の「棒しばり」も回を重ねて欲しい。
巳之助さんの嫌みのない明るさにとても好感!がんばれ!

2015年8月17日月曜日

盆帰り

盆休みになって、慌ただしく虫六子が帰省。いろいろ予定がいっぱいみたいなので、取りいそぎ日帰りでお墓参りに相馬に帰りました。常磐道が開通して、1時間くらいで着いちゃいました。はやっ。JRさんの常磐線の再開通が待ち遠しいですが、この便利さは…脅威かも。

また歳はとってしまったけれど、あんまりお変わりもなくやってそうな両親の顔を見て、お墓参りして、晩ごはんだけ食べて帰ってきました。

変わったことといえば、甥っ子がいつの間にか結婚してました。入籍の噂は聞いていましたが、二人だけでハワイで結婚式をあげてきたとのことで、幸せそうにもりあがっている若い二人の小さなアルバムを見せてもらいました。
ありゃまー、おばちゃんとしても「おめでとう」を言うタイミング与えられず、ちょっと寂しいぞよ…などと本音まじりに軽口を叩いてみたら、…なんとなーく燻っている感じの兄夫婦。若いもんに気を使ってダメ出し出来なかった雰囲気ですが、結果はどうでも違和感は表現した方がいいような…。そのボタンの掛け違いは後々距離が縮まることはないような気がするぞーと思いつつ、果たして日本の家族はこうしてこの70年間どんどん世代間の距離を広げていったんでしょうか?などと考えてしまいました。
つまり対話を避けてきたってことなのか…な。
とかいうけど、父と兄もあんまり対話なさそうだもんね。
…どうします?ご先祖さま。

実家のまわりもいろいろ変わってました。

この当たりは城下町の武家屋敷の縁で足軽さんとかがお百姓しながら暮らしていた集落で、道を挟んでところどころ広めの家々が整然とあり、その向こうに農作地が広がっている典型的な田舎町ですが…、ご多分に漏れずその家を継ぐ人がいなくなっているようで、シャッター商店街じゃないけれど空き家が増えているんですよね。ちょっと前までは空き家のまま宅地は残ってときどき息子さん達が草刈りにきたり誰かに管理してもらったりしていた感じでしたが、震災以後、そういった家自体も潰されて更地になり、唐突にアパートなんかが立ちはじめていてちょっとビックリ。
老父母を田舎に残して都会に落ち着いた人たちも高齢化して、独居の親が亡くなると実家を維持できなくなり手放しはじめたってことなんでしょうか。他人事ではいられない問題です。

それにしてもこんな田舎でアパート?と思いますが、原発事故の避難地域から相馬に移住してきたり、復興関連の工事の従事者などで、アパートの需要があるのかな…などと想像した次第です。

それから、実家では震災でほぐした石蔵のかわりに、巨大な(←いいすぎ)お米専用の冷蔵庫が導入されていて驚きました。




2015年8月9日日曜日

7月に読んだ本

2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1002ページ
ナイス数:30ナイス

きのう何食べた?(10) (モーニング KC)きのう何食べた?(10) (モーニング KC)感想
ケンジの髪問題とか、シロさんの介護問題とか、やっぱり世代が被ってるんだなぁ。シロさんのアルバムを抱いて泣いて喜ぶケンジの乙女ぶりがあいかわらず微笑ましい。カボチャとベーコンの味噌汁を試してみようと思いました。それから、スイカ食べたい。
読了日:7月30日 著者:よしながふみ




I【アイ】 3 (IKKI COMIX)I【アイ】 3 (IKKI COMIX)感想
これは…手強かった。本気で描いているんだから本気で読めって感じ。上っ面の連帯とか、予定調和とか、そういうところからいちばん遠い場所で、震災によって喪失したものと変わらなかったものの狭間で、世界とは何か自分とは何かを自分に向かって描いているというか…。ごろごろしたものが巧く飲み込めないので、コンディションを整えて、もう一回1巻から読み直したいと思います。お終いの暗がりにぼんやり映るシルエットが、日を浴びた山並みの風景に変わる場面はなにか救いがあったような気がしました。
読了日:7月19日 著者:いがらしみきお

ぼくらの民主主義なんだぜ (朝日新書)ぼくらの民主主義なんだぜ (朝日新書)感想
震災と原発事故の後、当たり前と思っていた感覚が全否定されたようになり、明日への1歩が踏み出せない気分に襲われた。著者に朝日新聞から『論壇時評』執筆のオファーがきたのは2010年の10月だったそうだ。4月からの連載と決まってあの震災が来た。だから、ここに取り上げられているのは、あの時以降に思考され言葉として表現されたものだ。著者の大量の読書量にも脱帽だが、クールなようで僕と俺が入り交じる時評で勇気を貰うこともあった。とはいえ今の日本の状況は結局は震災前の感性のまま変わっちゃいない気がしてならないのだけど。
読了日:7月16日 著者:高橋源一郎

今日を歩く (IKKI COMIX)今日を歩く (IKKI COMIX)感想
日常が名作。
読了日:7月5日 著者:いがらしみきお

読書メーター

2015年8月7日金曜日

障子貼り替え

昨日、台所で大掃除したお話をしましたが、震災前からの宿題で、見ぬ振りを通していた懸案事項をひとつ片付けた虫六です(←えらい!)

それは何かというと障子の貼り替えであります。

前に貼り替えたの何年前だったかな—?って思い出せないくらい、着手しておりませでしたが、気になってました。すごく。だって、このパソコンの脇に障子があるんだもん。

で、勢いと天気の良さと、「花火見物を新しい障子で!」と意味のないスローガンに突き動かされて、はじめてしまいました。

上手に引っぱがした古い障子紙。煙草を吸ってるわけでもないのに、溜まりに溜まった煤というか埃というか日焼けというか…真っ黒じゃないですか?!これほどとは恐ろしい。目も慣れるとこれも白く見えておりました。が〜ん。

霧吹きで濡らして古紙をはがしたり、桟に刷毛で丁寧に糊を付けていったり、2段ずつ綺麗に貼り重ねていったり、貝印のカミソリで桟のはじっこで綺麗に切りそろえていったり。
小さい頃、祖母の障子貼りを手伝うのが大好きだったことが蘇ってきました。

いまは、刷毛なしでのり付けできるチューブ入り科学糊とかカッターナイフ使ってしまいますけどね。

日焼けしながらのけっこう重労働でしたけども、滅私労働でけっこうストレス解消になりました。何より白くなった障子はやっぱり気持ちいいですね。
これからは、もっとマメに貼り替えようと心に誓った虫六でした。

あ、花火の写真は宴会が早めに始まってしまったので撮り損ねました(爆)

2015年8月6日木曜日

炊飯器のお腹

恒例の激務マンスリーで16日連続出勤のメガ労働が一段落。振休を取った日がS市の七夕前夜花火祭ということで、お友だちが遊びに来ることになりまして、急遽大掃除とあいなりました虫六家。いやはや、サボりにサボった掃除のツケが、なぜ体力残っていない今日なのか…。_ノフ○ 

それはそれとし。
皆様、炊飯器の本体って掃除してますか?(当たり前だろ—!って石を投げられそうですが…)正直に言いましょう、虫六は、内釜以外では取り外しのできる上蓋しか真面目に洗っておりませんでした。ボディーは汚れたら拭くくらいね。

で、たまたま気がつきまして(というか勢いで)炊飯器のボディーを中性洗剤でふきふきしておりましたら、フッと据え置いている炊飯器の底部に触ってしまったんですね!
そしたら、なにやらフェルト状の物体が指の先にあたり…、
(ぬぬっ!)と掻き出したらすんごい綿埃が落ちてきましたの


で、ビックリして、おもわず炊飯器をひっくり返してみましたら、

腹のところに吸い出し口みたいな部分があったんですわ。これがなんなのか調べてもよく分からなかったんですけど、とにかくここにみっしり埃が溜まっておりましたの。
思うにここがふさがっているとエネルギー効率が悪いとか、なにかペナルティがありそうな気がしませんか。誰かこの謎を解明してほしい。

ついでですが、虫六家の炊飯器は2005年製であることが確認されました。思い起こせば、「子ども手当」だったかなんだかのばらまき政策でもらったあぶく銭で買った炊飯器でした。いまのはもっと省エネなんだろうーな。